バルセロナ行(5)

Iryo2008-09-10

今もモデルが好きだという感覚は変わっていない.きっかけはもっと以前の別のところにあったが,そもそも若い頃,何をおもしろがれるかは縁によって決まってくるのではないか.私の場合,その縁は「行動モデル」にあった.土日の計算が高じて,会社を辞めてしまった後,四国に職場を移し,途中,米国や英国をぶらぶら回りながら,紙と鉛筆と計算機を使い,行動モデルの研究にずっと集中してきた.この頃やった仕事で国際的にも一定の評価をしてもらうことができたことで,なんとか研究者として食べていけるようになった.そして大学のような場所で働いているうちに,プラニングやデザインの現場に立つようになった.

D/Hが1以下の路地にあるピカソ美術館はいいなあと思う.