砥部 景観のかいぎ

Iryo2007-03-12

砥部で景観のかいぎに出席してきました.
景観規制をどーいう手続きで行なうのかが議論になりました.地区計画や沿道規制についての話になったわけですが,まとめてしまうと,手続き的景観論としてどうすべきかにお話しは終始してしまい,理由的景観論までは踏み込めなかったように思いました.この部分(なぜ景観規制が必要なのか,どんな景観が誰にとって重要なのか)に踏み込むためには,ある程度見通しのよい客観的な価値判断が必要なわけですが,現段階では,そこははっきりしていません.はっきりさせるためには何が必要なのかをかいぎの間ずっと考えていました(ぼんやりとはわかったような気がします).
五感で感じる風景歩きを中心にした「風景づくり授業」の導入をという提案は,篠原先生をはじめとする委員の方々には,ずいぶん肯定的に受け入れてもらえたような気がします.今年は苦労しながら,4中学校と3小学校で風景づくり授業をみんなで展開しました.聊か付け焼刃でしたが,であるがゆえに問題のあるやり方,こうやればうまくいくという方法も浮き彫りになった気がします.次年度に向けてよい授業の方法にブラッシュアップしていければと思いました.