目黒 盆踊り

目黒に行ってきました.

当初の街道灯篭祭りでは考えもいませんでしたが,谷口さんたちの発案を知ってか知らずか,みんなが阿吽(あうん)の呼吸で集まって,お寺の境内までの階段に130個ほどの灯篭を置き,灯を点して,施餓鬼供養の盆踊りをしてくださる人々を迎えることにしました.故郷への帰省の季節ですし,地域の人々にこうした活動を知ってもらういい機会です.せっかくの盆踊りをもっと楽しんでもらえたらと思いました.

お寺の住職さんや利明さんともお話しさせていただいたのですが,夏の暑い時期に太鼓と鐘で施餓鬼供養をすれば,ご先祖様の霊が川からあがってきます.灯篭は迎え火のように,ご先祖様の霊を静かに迎え,皆で踊りを舞ってこれを寺の境内で奉納したわけで,この季節の燈篭の風景には,いつもと違う意味があるように思えました.

その後,集落センターでみんなで楽しく松野音頭で盆踊りをしました.栄之介くんは少しは大人になっていたようで,いろいろ話をしました.他のみんなも楽しそうそうで僕も嬉しかったです.地域で復活のための活動をはじめてから20年となる鬼城太鼓の演奏もすばらしかったです.

最後に打ちあげ花火をやって締めくくりました.目黒の花火は音の反響がすばらしくて豪快です.栄之介くんたちと一緒に見ました.盂蘭盆も過ぎれば,いよいよ今年も稲刈りです.行く夏をそろそろ惜しむ頃となってきました.